
幼少の頃から電子音に憧れる少年だった彼が大学で映像を学んでいた20代の頃,1980年代後半頃のDETROITTECHNOに大きく影響を受け制作活動に入っていくのはまさに必然だった。LIVEHOUSEやCLUBでの活動を経て 1995年中部圏のARTISTを中心にコンパイルしたCDを自身のレーベルからリリースし、これが国内外から高い評価を受け話題となり、以後に続く制作活動の足がかりとなる。その後は自身のレーベルからの12INCHのリリース、FROGMAN RECORDからBIGFOOT名義でAFRO EP、そしてDJ-NAKAHARA名義でPARATONEからリリースしたMY NAME IS DISCOが大胆なCUT-UP SAMPLEで構築されたFUNKYなTRACKが話題となる。この頃には既にDJとしてのキャリアを確実なものとしており日本発大型RAVE RAINBOW2000出演やDISCOVERY出演、名古屋MAGOや東京MANIAC LOVE、VERFARREを始めとする日本全国のCLUBへのPLAYと日本を代表するTECHNO DJの一人として DJ NAKAHARAは日本中をDJ行脚することとなる。時をほぼ同じくして名古屋でサウンドセレクトショップ/FREESTYLEをオープンさせた彼は現在では日本でも唯一無二の賑やかな品揃えの12"INCHを扱うレコードショップとして DJを中心に日本中のMUSIC LOVERSから絶大なる支持を受けている。ここ数年は多忙を極めた彼が 昨年はTOP BREEDERS名義でのアルバムリリース&全国ツアー大成功させ DJとしても安定した活動に入り自らも経営にかかわるレコードショップFREESTYLEの代表に就任と順調な活動を続ける中、作り手としての原点に立ち戻った形での創作意欲が沸き起こり再び作り手の愉しみを主たる目的とし製作をスタートし始める。同じ頃打ち込みの師匠と尊敬しているTantaこと若林氏から声をかけてもらい今春、いよいよ始動を始めるDJ NAKAHARAの14年ぶりの別名義、それがMACROMIRAGEだ。名古屋のTECHNOの重鎮がいよいよ満を持して動き出す!今後も要注目である。

「DJ NAKAHARAとしてやりたいことは確固としてあるので、そのテイストとは違う、新たな表現の窓口として始動させた」と本人が語る通り、DJ NAKAHARA名義のハードかつアッパーなスタイルとは一線を画す、タイトなテクノ〜クリック・サウンドが展開。四つ打ちというフォーマットの中で、催眠的なループ感覚やユニークなサンプリング音の連続など、これまでになかった自由なアイディアを表現した本作は、ダンス・フロアから解放された、ディープでユニークな新機軸テクノといえる一枚。


'82年アシッドハウス勃興以前からTB303&TR606を駆使したエレクトロミュージックの制作を開始。多くの機材に精通し、独自の手法を確立させる。その先鋭的なレコーディングスタイルは賞賛を集め、刃頭,DJ NAKAHARA等といった周囲のアーティストにも伝授される事となった。また音楽プロデューサーとしてCM音楽から他アーティストへの楽曲提供も積極的に手がけ、近年ではyukakoへの楽曲提供,Nativeのリミックス等の作品参加が話題となる。'08年には自身のレーベル、POOL TRACKSのプロデュースを開始。'09年エレクトロ~テックハウスのソロユニットとしてTantaをスタート。

先生!!そう、DJ刃頭にとっても、DJ NAKAHARAにとっても、僕らやその下の世代にとっても、本盤の主人公Tantaは名古屋の「エレクトロニック・ミュージックの先生」。常に名古屋の代表的なダンスアクトを裏からサポートし、ここに載せるには少々面白過ぎるキャリアと人生を重ねながら、ゆっくりと準備されてきた25年越し(!)のソロ・リリースは、なんと端正なエレクトロ〜テック・ハウス!意外過ぎる!
とは言え、余分なモノをさっぴいて一音づつの説得力を高める大人の余裕を見せつけつつ、ハッピーな音色と人懐っこいフレージングで口説き落とすやり口は、まさにTanta。
先生のアダルトに進化したテクニックと、不変の下心に一同脱帽です!!
AGO(XLNTZ)


Asuka、Noriの2人からなる不定形ユニット。普遍的かつイマジネイティヴな歌詞、高揚感溢れるメロディ、オーガニックな演奏とプログラミングされたビート。その全てが融合したサウンド・プロダクションは他に類のない圧倒的存在感を放つ。
シンプルなアコースティック・セットから、ギターループを駆使したフリースタイルなジャム・セッション、ダンサブルな4つ打ちまでを飲み込んだ独自のスタイルで、名古屋を中心にクラブから野外パーティまで様々なイベントに参加、話題を呼ぶ。
これまでにクリエイティヴ集団“COLONY”のコンピレーションCD「An Inner Planet」(MACROPHAGE LAB etc参加)に楽曲提供。
’08年、POOL TRACKSより12インチ・シングル「Gradation ep」をリリース。
「Gradation ep」を手掛けたビクターJVCマスタリング・エンジニア、小鐵 徹氏(ドラゴンアッシュから山下達郎まで手掛ける音の職人)に「こんなに音が良く、世界観もある作品は百に一つあるかないか」とまで言わしめた。

A sideにはmorning setの代表曲『GRADATION』を収録。
昨今のジャパニーズ・ハウス勢との同時代性を感じさせながら、彼らならではの普遍的かつイマジネイティヴな歌詞、高揚感溢れるメロディが耳に残る、アップリフティングな歌物HOUSE。透明感のあるAsukaの歌声、生演奏と打ち込みを巧みに配したバックトラックとのバランスが絶妙。
B sideはゲストに世界的に注目を集めるクラブ・ジャズ・バンドnativeの中村智由がサックスで参加。そのサックスとNORIのパーカッションとのjamセッションをDUB MIXし、morning setの持つトライバルな要素を抽出したjazzy DUB HOUSE。軽快なジャズ・ハウスからスタートし、ディープなダブへと展開する構成もユニーク。
両trackともにmorning setらしさを体感できる音源となっている。
